みなさん、レクリエ-ション・インストラクタ-スキルアップ制度について、ご存知ですか?
この制度は、レクリエ-ション・インストラクタ-が、実践現場でレクリエ-ション活動を活用してレクリエ-ション支援を行う力「実践力」支援の方法を人に教える「講師力」、講師を育てる「講師育成力」、この3つのスキルを高めながら活躍し、そのスキルを5つの階梯で認めていく制度として、2018年度からスタートしています。

準中級レク・インストラクターへは、1回目の更新時に自動昇級。準中級レク・インストラクターから中級レク・インストラクターへ、中級レク・インストラクターから準上級レク・インストラクターへはそれぞれ審査があります。
レ ク リ エ - シ ョ ン
我が国におけるレクリエ-ションの歴史は、昭和18 年、東京オリンピックの推進団体として、「日本厚生協会」が設立されたことに始まる、とされています(「厚生」という文字が「レクリエ-ション」の訳語です)。 昭和23 年、日本厚生協会の業務を引き継ぎ、日本レクリエ-ション協会が設立され、今日に至っています。
レクリエ-ションという言葉は様々に説明されてきました。外来語であり適応する日本語がなかったことや観念的な言葉であり実態がつかみにくかったこともその背景になっています。
レクリエ-ションは、公益性が高く、国や地方の行政とのかかわりが強く、一般的に理解しやすく、統一性を取るように努めてきました。そして、公益財団法人日本レクリエーション協会はレクリエーションという言葉の主旨(目的)を『 人々の心を元気にすること 』と定義しました。また、ともすれば混同されてきた主旨(目的)と、それを実現するための手段である「レクリエーション活動」とをしっかり区分して用いることにしています。
こうした主旨(目的)の定義の背景には、心を元気づける事が今の社会全体の大きな課題になっているということがあります。 「人間の尊厳の確保や生活の質を考えるために必要で本質的なもの」で人々の心を重視する傾向が強くなっています。
私たちの周囲を見ても、障がいのある人や加齢にともなう疾患を持つ人など身体を元気にすることには限界のある人たちが多くいます。身体を元気にできなくても、仲間とともに身体を動かしながら、心豊かに生活したいと願う人は多いのです。すべての人が期待できるのは心を元気にすることであり、それを可能にすることにレクリエーションの使命があります。
レクリエ-ションという言葉の主旨(目的)を理解し、手段であるレクリエ-ション活動を有効に活用するためにまずは、理論を身にづけ、人々の心の元気づくりをコミニュケ-ションとホスピタリティを基盤に、それぞれの現場やレクリエ-ション事業で、支援してゆきます。
千葉県レクリエ-ション協会は、昭和31年 3月(1956年)レクリエーションの総合的な普及・振興を目的として設立されました。
レクリエーション指導者の養成や、レクリエーション普及に向けた多彩な事業を展開。レクリエーションを通じて健康づくりと地域の活性化を図り、広く社会に貢献しています。
レクリエーションという言葉の主旨(目的)を『 人々の心を元気にすること 』と定義
当協会は3つの実践 レクで元気! レクで笑顔! レクで夢さがし! をスロ-ガンに、
レクリエーションを通じて県民の皆様に楽しさや心の元気を届けます。
特定非営利活動とは